【不動産売却の流れ 完全ガイド】土地・建物・マンション共通ステップ

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はじめに

不動産の売却は、一生に一度の大きな取引になることも多く、「何から始めればよいか」「どの順序で手続きを進めればよいか」迷ってしまう方も多いでしょう。
土地・戸建て・マンションなど、物件の種類にかかわらず、売却の基本的な流れは共通しています。

本記事では、初心者でも迷わず進められるように、売却の目的確認から引き渡しまでの全ステップ をわかりやすく解説します。
各ステップでの注意点やポイントも紹介するので、スムーズに不動産売却を完了させるための参考になります。

 ↓購入の流れについてはこちらの記事をご参照ください。

不動産売却の手順

以下に基づいて進めていきます。
それぞれの内容について、これから順番に説明していきます。

  1. 売却の目的・希望条件の確認
  2. 売却に必要な資料の準備
  3. 不動産仲介会社に依頼
  4. 金額査定・相場の確認
  5. 売却価格の調整と買主候補の検討
  6. 重要事項説明
  7. 売買契約の締結
  8. 手付金の受領
  9. 決済・所有権移転登記
  10. 抵当権抹消
  11. 物件の引き渡し

売却の目的・希望条件の確認

不動産を売却する前に、まずは 売却の目的、希望スケジュール、希望価格 を整理しましょう。
共有者がいる場合は、必ず全員の意思を確認しておくことが重要です。


このステップを飛ばすと、価格設定や販売戦略にブレが生じ、売却期間が長引く可能性があります。

しかし金額やスケジュールなどはあくまで「買主ファースト」(よっぽど人気物件じゃない限り)全てが希望通りに進むということは、限りなく難しいということを認識しましょう。

売却に必要な資料の準備

売却に必要な書類は、仲介会社に依頼する前に整理しておくとスムーズです。
準備する主な資料には以下があります。

  • 登記簿謄本(権利関係の確認)
  • 固定資産税納税証明書(税金の精算用)
  • 建物図面や間取り図(内覧時に活用)

これらの資料が揃っていると、仲介会社とのやり取りもスムーズに進み、売却までの期間を短縮できます。

不動産仲介会社に依頼

資料が準備できたら、信頼できる不動産仲介会社に売却を依頼します。
複数の会社に査定を依頼して比較することで、適正価格販売戦略 を見極めやすくなります。
仲介会社選びは、売却の成功率に直結する重要なステップです。

金額査定・相場の確認

仲介会社は、市場の相場実需に基づき売却価格を査定します。
基本的には、特殊な事情がない限り査定額に大きな差は出ません。

ポイント:仲介会社は売却が成約して初めて報酬を得るため、極端に高い価格設定は基本的に行われません。

売却価格の調整と買主候補の検討

物件の立地や人気度によって販売戦略は変わります。

  • 人気エリア:複数の買付申込を比較して最適な売却先を決めることが可能
  • 人気が低いエリア:現実的な価格設定が重要で、柔軟な交渉が必要

買主候補が決まれば、以降の手続きは仲介会社がサポートしてくれます。

重要事項説明

契約前に、宅地建物取引士による重要事項説明を受けます。
物件の権利関係や設備状況、契約条件を確認するステップで、契約後のトラブルを防ぐために欠かせません。

売買契約の締結

重要事項説明を確認した上で、正式に売買契約を締結します。
契約書には、売買価格、手付金の額、引き渡し日などが明記されます。

手付金の受領

契約成立の証拠として、買主から手付金を受け取ります
手付金は契約解除時の制限にも関わる重要な金額です。

決済・所有権移転登記

残代金を受領し、同時に所有権移転登記を行います。
通常、司法書士が登記手続きを代行します。これにより正式に所有者が買主に移転します

抵当権抹消

ローンが残っている場合は、抵当権抹消手続きを行います。
銀行や司法書士と連携して、売却後の権利関係を整理することが大切です。

物件の引き渡し

荷物の搬出や鍵の受け渡しを行い、物件の引き渡しを完了します。
これで不動産売却の全ステップが終了です。

まとめ

不動産売却は、売却目的の整理 → 資料準備 → 仲介依頼 → 査定 → 販売・契約 → 決済・引き渡し という流れで進めます。
各ステップでポイントを押さえ、事前準備をしておけば、初めての売却でも安心してスムーズに完了できます。

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